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私的2016年度映画ベストテン!

  • 執筆者の写真: Akihiko Morita
    Akihiko Morita
  • 2016年12月31日
  • 読了時間: 3分

今年目標に立てたのは、

「DVDで見ない、必ず劇場で観ること」 と、

「古い映画を探して、劇場で観る」

さらに、中2以来の「100本観る!」でした。

前のふたつ、おおむね実践できました。

(LA出張の機内で邦画「64」前後編見てしまいましたが

それは本数にもちろん入れず)

で、本数(を数えてみたのも中2以来ですけど)は、

大きく届かず59本(複数回鑑賞含む)でした。

しかも今月12月は、唯一の0本!。

古い映画に関しては、さすが東京。調べれば随所でやってて。

数えてビックリ!観た半数30本は、旧作やらクラシックでした。

そんなこんなをひっくるめたら、きっと混乱するので、

ベスト10は、あくまで本年公開作品でやってみました。

これおれブログ、備忘録兼ねてますので、勝手に進めま〜す。

1位 「ヘイトフル8」 

今年公開の、タランティーノ監督の。もう誰も憶えてない?とんでもない!

もう2度と観たくないほどの血なまぐささと密室サスペンスの妙技。それを

ハリウッド資本でとことんやりつくす。よく、日本で言えば黒澤明は別格だとか

言うけど、タランティーノただのビデオショップの店員だったし。やったもん勝ちを

突き進む生き様に敬意を称して、続くぞという思い込めて。

2位 「君の名は。」

おれジブリほとんど観てなくて、アニメ食わず嫌いです。これジブリちゃうんですが、

でもなんやろなあ〜心地よいのです。鑑賞している時間がとても。

先のブログでも触れているので書きませんが、今年一番の衝撃作品でした。

3位 「シンゴジラ」

やられました〜以下同様。

4位 「健さん」

昨年亡くなった高倉健さんのドキュメンタリー映画。

健さんの海外戦略で関わったスタッフが、それ以前も含めて絡んだ人たちを

インタビューして、本当に健さんの人柄に沿った正しい姿勢で紡ぎ合わせた傑作!

5位 「サウルの息子」

アカデミー賞外国語映画賞受賞作。アウシュビッツで同胞をガス室に送り出すユダヤ人の

男の物語。悲惨極まりない吐き気催す連続のなか、

きちんと、映画としてのファンタジー(観る側によって感じ方は変わると思いますが)を、

ちゃんと提示している。

6位 「オデッセイ」

「エイリアン」「ブレードランナー」「ブラックレイン」のリドリースコットが、

ハリウッド&チャイナマネーの恩恵でゆるゆるでやってんちゃうの?と、実は期待せず観て、

感服しました。

7位 「独裁者と小さな孫」

ある国の独裁者が、クーデターによりすべてを無くし追われ、彼を崇拝する6歳くらいの孫と

逃亡生活を送る。この映画が凄いと感じたのは、何気ないカットとモンタージュが、全体に

計算されてリンクしている感じ?観ていてとても心地よく。

8位 「ブルーハーツが聴こえる(オムニバス)」

例えば、一枚の絵画の前にいて、それどうこうを言うのではなく、一枚を複数で解釈して、

それをそれぞれに表現してみるとどうなるのか? この映画の試みと結果、素晴らしく。

9位 「エクスマキナ」

超絶可愛いアンドロイドへのインタビュー映画。アンドロイドは人間足りうるか?

面白かった〜

10位 「スターウオーズ・フォースの覚醒」

現在公開中のローグワン未見なのですが、キャリーフィッシャー死去の報せ受け。

映画の革命をした、まさにブランドです。

11位 「L エル」

「ブルーハーツが聴こえる」の一本「人にやさしく」を監督した下山天監督作品。

彼とは違う流れの中で同時代を行きて来て、今年繋がり多いに刺激を受けました。

作り手の執念がスクリーンに満ちている感じ、あとヒロインが素晴らしい!

来年はこの中におれ作品、エントリーできますように!


 
 
 

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