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情熱

  • 執筆者の写真: Akihiko Morita
    Akihiko Morita
  • 2016年3月20日
  • 読了時間: 2分

高校のころからこの言葉が大好きで。

生きて行くうち厳しい現実に直面するたびに、ちっちゃな妥協や諦めや、

逃げたこともあれば狂ったこともあり、

まったくもってさっぱり自慢できないことの連続(継続中)なおれですが、

情熱という言葉が持つ、放つ、力は、ある時は心の片隅に、ある時は鼻血がでそうになるくらい、

全身全霊で信じていたわけです。たとえしょっちゅう忘れることがあっても。

20代の10年間、小僧から一応一人前になれた、あの死にものぐるいだった日々。

があったからこそ、未だにやれていると思える事実。

プラスここ数年、何事も、本気の本気で取り組めば、何かが起きることを実感してきて。

そして今夜、あらためて、この言葉の持つ意味を考えてしまいました。

たったワンステージのみ上演された「みんなのうた」。

詳しくは彼らのwebをご覧戴きたいのですが、震災を機に繋がった、福島県南相馬の子どもたちと、

東京都杉並区の子どもたちが、それぞれの地で同じ芝居を稽古し、時に相互交流し、

今宵、南相馬のステージで結実した3時間。

子どもたちの取り組む姿勢、瞳の輝き、失敗してもトチっても、投げずに進むこころ。

それらを、じっと見守り、支えて来た大人たちのがんばり。

ひとつのものを成し遂げることの美しさ、素晴らしさを、観劇中何度も感じてしまい、

ただただ嗚咽。いやいや多いに笑い楽しみつつでしたが。

今頃参加した大人たちは、撤収に大慌てで、かつ美酒に酔うだろうし、

子どもたちは、長い稽古の果て築き上げた絆と、別れに、涙しているのではと想像します。

縁を感じて、見るべきものがあるなら、可能な限り自らが動いて見る。

これからも続けていけますように。

さあ、ひとり一杯飲んで、深夜バスで戻ります!

南相馬&杉並トモダチプロジェクトのみなさま、関係者の方々、

お疲れさまでした!ありがとうございました!!!

http://37nouta.wix.com/tomopuro


 
 
 

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