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キヨハラへ。

  • 執筆者の写真: Akihiko Morita
    Akihiko Morita
  • 2016年2月5日
  • 読了時間: 2分

キヨハラ。

好きなことを好きなようにした結果。後悔したかてもう遅い。

なるべくしてなったし、なるように生きてきたから、それは受け入れないと。

司法の鎖に囚われた以上、少なくともそうゆう法治国家のもと、暮らす一員として。

しゃあないよな、キヨハラ。

死にたいか?せやな、かっこわるすぎて死んだほうがマシやと思うよな、きっと。

若くして気が狂うような努力をして、あれだけのことを成し遂げ、

プロになってからも常人が計り知れないプレッシャーやらケガとかなんやら乗り越えて、

一発勝負にこだわった生き様。

その姿が、およそ自分の与り知れない人々の記憶に残り、偶像化されもして、

そんなこと、おれみたいな奴とは到底比較対象にはならないけれど。

でも言うけど、おれもキヨハラも、あいつもこいつも、等しいのは、人生一度きり。

わかるか?

わかるよ、だからそう行きて来たと、パクられる前なら胸はって言ってたやろな。

太く短くとかな。

アホ臭いな。今、そう思うやろ?違うか?

もう一回言うけど、しゃあないよ、しゃあないねん、パクられたんやから。

そうならないように、色々考えてたかもわからんけど、あかんかったな。

平気な顔して、大嘘重ねて、嘘で自分を塗り固めようとして。

いつまでも出来るとは思ってなかったと思う、行けるとこまで行って、

あかんかったら死ねばいいとか思っていたはず。

でも生きてるよね?今。

どうすんねん?これから。

このまま好き放題言われ非難されて、その上で、何をどうするねん?

どうすんの?

なんかせなあかんやろ?

違うか?

なんかせんと、あかんやろ?

どやねん?

元シャブ中のスターが、何をしたかてあかんやろ?今はそう思うやろうけれど。

恥ずかしくて、情けなくて、或はどっかに恨みつらみもあるかもしれんし。

きっと当分、今自分が息していることも、何もかも全否定したくなると思うけど、

生きろよ。

続けろよ、キヨハラを。

それしかないんやから。

キヨハラでなくても。そういうことやから。

今はわからんと思う。理解不能やろな。だからせめてどうか、生きろ。

悔しい恥ずかしい死にたい、けど、生きてみるしかない。

おまえ以外は(迷惑かけた親族含め)関係ない、それへの謝罪やら反省の気持ちとか、

当然思うべきこと、やれることはせんとあかんけど、それに惑わされるな。

おまえはおまえ、おまえの人生はおまえのもの。おまえがおまえで、行くしかないんやから。

行け。

せやろ?

頼むで。


 
 
 

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