おっさんA
- Akihiko Morita
- 2015年5月16日
- 読了時間: 1分
GLAY東京ドームLIVE収録&WOWOW生放送の日が迫り。先に収録演出・編集した横浜アリーナ版は完成棚上げで(想定内)。ふと演出・僕という存在を思う。ライブはアーティストのもの。同時に、そのショーをクリエイトする数百人の舞台関係者のもの。および体験するファンたちのもの。で僕は、そしてビデオ(DVD)を作る技術&制作スタッフは、それらをいかにより良く撮影し編集するのかが本業。その一連で僕は「森田空海」であることを意識しつつ、出つつ、駒になりつつ、の距離感に毎度腐心する。可能な限り、僕=空海が撮るならばということに執着したく。がしかし、所詮僕は多くの人にとって「ただのおっさん」。なぜならパブリシティに僕の名前は出ないし、僕もそれを当然だと認識しているから。しかし、ただ長くやっていただけのおっさんではないという意地、それは常に、何を作っていても、ある。たぶんそれが僕の存在意義。ひとりよがりな僕主張。所詮演るからには自分でいられるかどうかでしかないと思うし、それこそが僕だけの真理。

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